年利7%運用で年間700万円取り崩しながら生活するのに減らない金額は?
年利7%で運用しながら年間700万円を取り崩して生活するためには、元本が減らないようにするための計算が必要です。具体的には、以下のように計算します。
- 年間の取り崩し額:700万円
- 年利:7%
元本が減らないためには、年間の利息が取り崩し額と同じである必要があります。つまり、元本の7%が700万円になるように計算します。
元本×0.07=700万円元本 \times 0.07 = 700万円
この方程式を解くと、元本は以下のようになります。
元本=700万円0.07=1億円元本 = \frac{700万円}{0.07} = 1億円
したがって、年利7%で運用しながら年間700万円を取り崩して生活するためには、元本として1億円が必要です。
ではもっと具体的に。39歳で資産3000万円。子供が9歳と7歳。いつFIREできる?
FIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成するためには、いくつかの要素を考慮する必要があります。以下のステップを参考にしてみてください。
- 年間生活費の見積もり:現在の生活費と将来の生活費を見積もります。子供の教育費やその他の大きな支出も考慮に入れます。
- 必要な資産額の計算:一般的には、年間生活費の25倍の資産が必要とされています。例えば、年間生活費が500万円であれば、1億2500万円が目標となります。
- 投資のリターン:資産運用のリターンを考慮します。年利4%〜7%を目指すのが一般的です。
- 現在の資産と将来の貯蓄:現在の資産3000万円に加え、今後の貯蓄額を見積もります。
具体的な計算をするためには、以下のようなシミュレーションが役立ちます。
シミュレーション例
- 年間生活費:500万円
- 必要な資産額:500万円 × 25 = 1億2500万円
- 現在の資産:3000万円
- 年間貯蓄額:200万円
- 投資のリターン:年利5%
この場合、必要な資産額に到達するまでの年数を計算します。
FV=PV×(1+r)n+PMT×((1+r)n−1)rFV = PV \times (1 + r)^n + PMT \times \frac{((1 + r)^n – 1)}{r}
ここで、
- FVFV = 将来の資産額
- PVPV = 現在の資産額
- rr = 年利
- nn = 年数
- PMTPMT = 年間貯蓄額
この計算を行うと、約20年後に必要な資産額に到達することがわかります。つまり、59歳頃にFIREが可能となるでしょう。
もちろん、具体的な状況や目標によって異なるため、詳細な計画を立てることをお勧めします。
コメント