大発会とその後数日間の騰落率が年間成績に与える影響

投資

大発会とは?

大発会(だいはっかい)は、日本の株式市場における新年最初の取引日のことを指します。通常、1月4日に行われますが、休日の関係で異なる場合もあります。この日は、投資家や市場関係者にとって特別な日であり、伝統的に新年の景気や市場の動向を占う重要なイベントとされています。

大発会の騰落率と年間成績の相関

大発会の日経平均株価が大幅に下落した年でも、必ずしも年間成績が悪いわけではありません。例えば、2008年の大発会では日経平均株価が4%下落しましたが、年間騰落率は-42.1%でした。一方で、大発会の下落幅が3%以内に留まった年は、その後株価が持ち直し、年間騰落率がプラスになることが多いです。例えば、1999年、2016年、2014年は大発会の下落幅が3%以内であり、年間騰落率はそれぞれ+36.8%、+0.4%、+7.1%でした。

以下は、過去20年分の日経平均の大発会日の騰落率と年間騰落率の比較をまとめた表です。

年度 大発会日の騰落率 年間騰落率
2024 +1.2% +19.2%
2023 +0.8% +28.2%
2022 -1.2% -9.4%
2021 +1.3% +4.9%
2020 +0.5% +16.0%
2019 +2.4% +18.2%
2018 -0.8% -12.1%
2017 +1.5% +19.1%
2016 -2.3% +0.4%
2015 +0.1% +9.1%
2014 -2.4% +7.1%
2013 +2.8% +56.7%
2012 +1.2% +22.9%
2011 -1.0% -17.3%
2010 +1.0% -3.0%
2009 +2.1% +19.0%
2008 -4.0% -42.1%
2007 +0.5% -11.1%
2006 +1.2% +6.9%
2005 +0.8% +40.2%

ご祝儀相場の影響

年末年始には「ご祝儀相場」と呼ばれる特別な相場が存在し、株価が上昇しやすい傾向があります。しかし、これは必ずしも毎年発生するわけではなく、マクロ経済の要因や市場の状況によって異なります。

大発会後数日間の動向

大発会後数日間の株価動向も重要です。大発会の日に株価が上昇した場合、その後数日間も上昇傾向が続くことが多いです。

結論

これらの傾向を踏まえると、大発会やその後数日間の騰落率は年間成績に一定の影響を与えることがありますが、必ずしも決定的な要因ではありません。市場の動向や経済の状況を総合的に判断することが重要です。

2025年 大発会 個人成績

私の日本株は内需ディフェンシブ系多めのポートフォリオですが、1/6(月)本日-3.68%の結果でした。あまり売り買いせず長期投資を基本としてますので心が乱れることも(ようやく)ほとんどありません。配当や優待も貰いながら気長に見守っていきたいところです。

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