結婚をして子供が出来てそろそろ手狭な賃貸物件から住宅購入を考えているそこのあなた。若くて健康なうちに住宅ローンを組むことはたくさん利点があります。以下にその理由を挙げてみます:
- 長期的な返済計画:若い時に住宅ローンを組むと、返済期間を長く設定できるため、月々の返済額が抑えられます。これにより、生活費や他の支出に余裕が生まれます。
- 健康状態の有利さ:若くて健康的なうちは、生命保険や住宅ローンの金利が低く設定されることが多いです。健康状態が良いと、保険料も安く抑えられるため、総合的なコストが低くなります。
- 税制優遇措置の活用:住宅ローンを組むことで、税制優遇措置を受けることができます。住宅ローン控除を活用することで、一定期間、所得税の負担を軽減できます。これにより、経済的なメリットが得られます。
- 安定した住環境の確保:若い時に住宅を購入することで、安定した住環境を確保できます。これにより、家族を持つ計画や将来のライフプランを立てやすくなります。
- インフレ対策:住宅ローンの金利が固定されている場合、インフレが進行しても返済額は変わりません。これにより、将来的な経済的リスクを軽減できます。
住宅ローンを借りる際に入る保険がある
団信(団体信用生命保険)は、住宅ローンを借りる際に加入する生命保険の一種です。主に以下のような特徴があります:
- 保障内容:借り入れた人が死亡または高度障害状態になった場合、保険金が支払われ、住宅ローンの残高が一括で返済されます。これにより、遺族が住宅ローンの返済に困ることがなくなります。
- 加入条件:住宅ローンを借りる際に、金融機関が団信への加入を条件とすることが一般的です。健康状態や年齢によっては、加入が難しい場合もあります。
- 保険料:団信の保険料は、住宅ローンの金利に含まれることが多く、別途支払う必要がない場合が一般的です。ただし、特約を付ける場合や、特定の条件下では追加の保険料が発生することがあります。
- 特約:基本的な保障に加えて、がんや三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)などの特約を付けることができます。これにより、特定の病気にかかった場合にも保険金が支払われるようになります。
筆者は30代後半で住宅ローンを組みましたが、健康診断の要再診の項目があり、ワイド団信(普通の団信の+0.3%金利上乗せ)にしか入れませんでした。約3000万円を35年ローンですから、0.3%の上乗せは約200万円のインパクトがあります。健康なうちに借りなかったので余計な出費が発生してしまったわけです。
3000万円を35年ローンで借りた場合の総返済額の差を計算してみましょう。
住宅ローンの金利差による総返済額の違い
住宅ローンを組む際、金利の違いが総返済額に大きな影響を与えることをご存知でしょうか?今回は、3000万円を35年ローンで借りた場合の変動金利0.4%と0.7%の総返済額の差について解説します。
変動金利0.4%の場合
- 借入金額:3000万円
- 金利:0.4%
- 期間:35年
毎月の返済額は約77,000円となり、総返済額は32,340,000円です。
変動金利0.7%の場合
- 借入金額:3000万円
- 金利:0.7%
- 期間:35年
毎月の返済額は約82,000円となり、総返済額は34,440,000円です。
総返済額の差
変動金利0.4%と0.7%で借りた場合の総返済額の差は約210万円となります。
まとめ
いかがだったでしょうか?若いうちに住宅ローンを組むことには、多くの利点があります。長期的な返済計画のメリットや健康状態の有利さ、資産形成の早期開始など、さまざまな要因が組み合わさることで、経済的な安定と将来の安心感が得られます。住宅ローンを検討する際には、自分のライフプランや返済能力を考慮し、慎重にかつ積極的に検討してみましょう!
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