リベ大の以下の動画で参考に子供用に未成年口座を開設してみました。2024年12月のことです。
動画の中で、両学長は厳しい時代になるかもしれない子供の将来に備えるためVTをおすすめしていました。VT100万円を65年間投資です。
ですが、私はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー:通称オルカン)の方が良いのでは?と思い、そっちにしてみました。
長期投資で重要なポイントは「再投資の複利効果」ですが、ETFだと配当金が米ドルで受け取ってしまい、手動で再投資しないといけないからです。子供に金融教育として、配当金を使うか再投資するか選ばせる、考えさせるというのもひとつ方法かもしれません。でも私は、再投資が正解と明らかならば強制的に再投資しておいた方が良いと思うのです。
この記事ではVT(Vanguard Total World Stock ETF)とオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)のちがいについて紹介しています。どちらも全世界の株式に分散投資するための金融商品ですが、それぞれいくつかの違いがあります。
ETFと投資信託の違い
ETFと投資信託はそもそも金融商品として全く違うものです。ちなみにVTがETFで、オルカンは投資信託です。
おもな違い | ETF(上場投資信託) | 投資信託 |
---|---|---|
取引方法 | 証券取引所でリアルタイムに売買 | 証券会社や銀行を通じて購入・解約 |
価格変動 | 市場の動きに応じて変動 | 基準価額は1日1回更新 |
手数料 | 売買手数料がかかるが、運用管理費用は低め | 購入時手数料や信託報酬がかかることがある |
透明性 | 保有銘柄が毎日公開されるため高い | 公開頻度はファンドによって異なる |
そして、一般的にETFは株と同じように配当金が現金として受け取ります。投資信託は分配金として同じく現金で受け取るか再投資するかを選べることが多いです。
投資対象:連動している指数が違う
VTもオルカンもどちらもインデックス(指数)に連動することを目指した商品ですが、それぞれ違う指数を用いています。
VT:FTSE Global All Cap Indexに連動し、約9,000銘柄に分散投資しています。大・中・小型株を含む広範な市場をカバーしています。
eMAXIS Slim 全世界株式:MSCI ACWI(All Country World Index)に連動し、約3,000銘柄に分散投資しています。主に大・中型株を対象としています。

ちなみにVTとオルカンの逆パターンとして、FTSEに連動を目指した投資信託には楽天・全世界株式インデックス・ファンドなどがあります。またMSCIへのETFにはISHARES MSCI ACWI ETF (ACWI)があります。

- VT:経費率は0.07 %と超低コストです。
- eMAXIS Slim 全世界株式:信託報酬は0.05775%以内で、VTよりもさらに低コストとなっており、国内投資信託としては最安水準です。
配当
- VT:年4回の配当があります。2024年の年間実績は2.2939ドルでした。
- eMAXIS Slim 全世界株式:配当は再投資されるため、分配金はありません。そのかわりに基準価額へ組み込まれていくわけです。
私が子供用の未成年口座へVTではなくオルカンを選んだ最大の理由がこの違いにあります。
取引方法
- VT:ETFとして証券取引所で株式取引と同じようにリアルタイムに取引されます。市場価格で売買が行われます。2025年1月現在1単位約120ドルですので、1ドル155円とすると約18600円で購入することができます。
- eMAXIS Slim 全世界株式:投資信託として1日に1回の基準価額として取引されます。原則100円から購入することが可能です。
税制
- VT:外国税額控除が適用される場合がありますが、手続きが必要です。
- eMAXIS Slim 全世界株式:国内投資信託のため、税制面での手続きが簡単です。
まとめ
どちらも有名なインデックス商品のVTとオルカンですが、金融商品としての違いや目指している指数などたくさん違いがお分かりいただけたのではないでしょうか?特に配当金(分配金)の有無は、長期の運用にとっては重要な違いです。それは自動的に再投資するかしないかという違いです。
私はVTもオルカンも両方保有しており、確かにVTの年に4回のドル配当が楽しみですし、何に再投資しようか思い悩むのも楽しんでいます。
しかし、未成年口座で65年運用していくとするならば、やはり私は自動で再投資してくれるオルカンを選択します。


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