食費は毎月必ずかかる支出です。
だからこそ、
「もっと安い食材を買おう」
「外食を全部やめよう」
と考えたくなります。
でも、私は食費を削れば削るほどいいとは思っていません。
食事は家族の楽しみでもありますし、自炊に時間や手間をかけすぎて続かなければ意味がありません。
我が家では4人家族で、基本的には自炊。
食材は業務スーパーや地元の比較的安いスーパーを利用しながら、外食も楽しみます。
私が意識しているのは、
「食事の満足度を大きく落とさず、無駄な支出を減らすこと」
です。

そのために考えるのは、自炊だけではありません。どこで買うか、何を買うか、どう使い切るか、外食とどう付き合うか。
この記事では「食費全体」をどう整えているか、我が家で実践している方法をまとめます。
食費は「安くする」より「無駄を減らす」
食費を節約しようとすると、つい商品の値段ばかり見てしまいます。
もちろん、同じものなら安く買える方がいいでしょう。
ただ、安いからと大量に買って、結局食べきれなければ節約にはなりません。
農林水産省によると、2024年度の日本の食品ロスは年間461万トン。そのうち家庭から出る食品ロスは224万トンでした。
家庭からも相当な量の「まだ食べられる食品」が捨てられています。
食費を考えるときは、
安く買う
+
買ったものを使い切る
までセットで考えたいところです。
我が家でも「安いから買う」ではなく、使い切れるかどうかを意識しています。
我が家の基本はやっぱり自炊
食費を抑えるうえで、我が家では基本的に自炊しています。
ただし、
毎日手の込んだ料理を作る
という意味ではありません。
むしろ長く続けるなら、簡単に作れる料理をいくつか持っておく方が便利です。
我が家では、
- 肉と野菜を炒める
- カレーなど多めに作れる料理
- 鍋
- 麺類
- 丼もの
など、特別な材料をたくさん必要としない料理もよく作ります。
余った食材や料理は冷凍する。
冷蔵庫にあるものから次の献立を考える。
これだけでも食材を捨てることは減らせます。
「安い料理を作る」より、「家にあるものを使い切る」。
こちらの方が、私は食費削減には効くと感じています。
とはいえ、自炊も頑張りすぎると続きません。我が家で実践している、冷凍・作り置き・弁当への活用など、無理なく自炊を続けるための具体的な工夫はこちらの記事でまとめています。
→ 自炊で食費を節約するコツ|頑張りすぎず続ける我が家の工夫
食材を買う店はある程度固定する
我が家では、普段使うスーパーもある程度決まっています。
主に、
業務スーパー+地元の格安スーパー
です。
毎回いろいろなスーパーを回って最安値を探す方法もありますが、数十円安い商品を探すために時間やガソリンを使ってしまえば、効率がいいとは限りません。
そのため、
「普段から十分安い店を決めておく」
という方法を取っています。
これは食費だけでなく、衣類や日用品でも同じです。
最安値を毎回探すのではなく、普段使いするコストパフォーマンスの高い店をある程度固定する。
買い物の判断も楽になります。
→ 生活費を最適化する――衣食住を「定番化」して無理なくお金を残す
鶏むね肉・豚こま肉は今でも便利
元の記事を書いたときから変わらず、使いやすいと思っているのが鶏むね肉や豚こま肉です。
ただ、単に「安い肉だから食べる」というより、いくつか調理方法を覚えておくと使い回しやすいのがメリットです。
たとえば鶏むね肉なら、
- 照り焼き
- チキンカツ
- 蒸し鶏
- サラダ
- 唐揚げ
など。
豚こま肉なら、
- 生姜焼き
- 野菜炒め
- カレー
- 丼もの
などに使えます。
同じ食材でも調理方法が違えば、それほど飽きません。
節約食材をたくさん探すより、
安く買いやすく、家族も食べる定番食材のレパートリーを増やす
方が続けやすいと思います。
「○○のタレ」を増やしすぎない
これも以前から続けている方法です。
焼肉のタレ、照り焼きのタレ、丼のタレ、ドレッシング……。
専用品は便利ですが、増やしすぎると冷蔵庫がいっぱいになり、使い切れないこともあります。
我が家では、醤油・酒・みりん・酢・砂糖など、普段から使う基本的な調味料を組み合わせて作れるものは作ります。
ただし、「○○のタレ」や「○○の素」を使わないこと自体が目的ではありません。忙しい日や疲れている日は、便利な市販品を使うこともあります。
大切なのは、何でも手作りすることではなく、一度しか使わない専用品を増やしすぎないことです。
冷蔵庫の中もシンプルになりますし、「買ったけれど一度しか使わなかった」という食品も減らせます。
まとめ買いは「使い切れる範囲」で
まとめ買いも、やりすぎると逆効果です。
安売りを見ると、
「どうせ使うから」
と買いたくなります。
でも、冷蔵庫や冷凍庫の奥に入ったまま忘れてしまえば、安く買った意味がありません。
そのため、
まとめ買い=節約
ではなく、
使い切れるまとめ買い=節約
と考えています。
特に生鮮食品は、
「安いか?」
だけでなく、
「いつ使うか?」
まで考えて買うようにしています。
外食はゼロにしない
我が家も外食します。
よく利用するのは、幸楽苑、回転寿司、丸亀製麺などです。
外食を完全になくせば、食費はさらに下げられるかもしれません。
でも私は、そこまでしたいとは思いません。
家族で外食すること自体が楽しみになるからです。
一方で、
「今日は面倒だから何となく外食」
が毎週続けば、食費は簡単に膨らみます。
そのため我が家では、
基本は自炊。外食するときは外食を楽しむ。
というくらいの距離感です。
「毎月1日は釜揚げうどんが半額」といったキャンペーンなども、外食する予定と合えば利用します。
お得だから外食するのではなく、外食するならお得な日も利用するという順番です。
食費だけを極端に削らない
食費は毎月発生するため、削減効果が見えやすい支出です。
ただし、家計改善には順番があります。
たとえば、
月5,000円の食費を減らすために毎日かなり我慢するより、
使っていないサービスを解約したり、通信費などの固定費を見直したりする方が負担なく大きく削減できることもあります。
我が家でも食費だけを見るのではなく、家計全体で考えています。
→年間20万円以上の固定費削減|4人家族の我が家がやった支出改善
食費は、
「限界まで削る費目」ではなく「無駄を減らす費目」
くらいに考えるのが、私はちょうどいいと思っています。
まとめ|食費は「安さ」より続けられる仕組みを作る
我が家で実践していることは、それほど特別ではありません。
基本は自炊する。
普段使う店をある程度決める。
定番食材のレパートリーを増やす。
調味料を増やしすぎない。
買った食材を使い切る。
外食はゼロにせず、楽しむときは楽しむ。

食費を下げるために、毎日の食事までつまらなくする必要はないと思っています。
節約の目的は、食費を最小にすることではありません。
同じ満足度なら、できるだけ無駄なお金を使わない。
そして、そこで生まれたお金を投資や家族との経験など、自分がより価値を感じるところへ回す。
これが、我が家の食費の最適化です。
家計全体をどこから整えていくかについては、こちらにまとめています。


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