仕事が嫌いじゃないのに、なぜ僕はFIREしたいのか|営業を20年近く続けて気づいたこと

FIRE

「仕事が嫌だから、FIREしたいんですか?」

50歳でFIREを目指していると話すと、そんなふうに思われるかもしれません。

でも、今の仕事は嫌いではありません。嫌な上司がいるわけでもなく、給料にも大きな不満はない。お客さんとの会話は楽しいですし、自分の仕事が役に立ったと感じることもあります。

それなのに、「この仕事をこの先ずっと続けたいか」と聞かれると、少し考えてしまいます。

41歳になった今、僕がFIREに求めているのは、仕事から離れることそのものではない気がしています。自分の時間を、もう少し自分で決めて使いたい。 その気持ちが強くなってきました。

年収約250万円だった20代に、僕は「50歳で退職する」とノートに書きました。その頃からFIREを目指すまでの経緯は、年収250万円から50歳FIREを目指すようになった話に書いています。

この記事では、その目標を持ち続けてきた僕が、今なぜFIREしたいのかを考えてみます。

株パパ

株式投資歴17年目のサラリーマン投資家、2児のパパ
投資信託やNISAに関する情報や 生活する上での節約術など
わかりやすい記事をお届けしていきます。

株パパをフォローする

仕事に不満はない。それでも、ずっと続けたいとは言い切れない

僕は営業の仕事を20年近く続けてきました。

相手の話を聞き、状況や必要なことを確かめ、次の提案を考える。経験を重ねて、仕事自体は普通にできるようになったと思います。

何より、お客さんと話すことは楽しい。話してみて初めて分かることもありますし、提案が役に立てばうれしいです。

今の環境にも恵まれていると感じています。だから、仕事に強い不満があって退職を急いでいるわけではありません。

ただ、「できる仕事」と「これからも時間を注ぎたい仕事」は、同じとは限らないのかもしれません。

その違いに、最近ようやく気づき始めました。

営業を続けて分かった、自分の性格

営業は、相手に合わせる場面の多い仕事です。

お客さんの予定に合わせて面談を組み、その日のために準備する。話を聞いて状況を整理し、次の提案につなげる。どれも大切な仕事です。

僕も丁寧にやりたいと思っています。

一方で、できるだけ効率よく進めたい、自分のペースで考えたい、一つのことに没頭したい、という気持ちもあります。

昔から周囲に「マイペース」と言われることはありました。でも、自分ではあまり自覚していませんでした。営業を長く続ける中で、少しずつその意味が分かってきた気がします。

人と話すのは好きです。けれど、面談までの準備や段取りを重ねている時間に、いつも強く夢中になれるわけではありません。

できる。大切だとも思う。でも、ずっとやりたいかと聞かれると、答えに迷う。

今の気持ちは、そこに近いと思います。

ブログを作っていると、時間の過ごし方が変わる

一方で、ブログを作っている時間は楽しいです。

「次はどんな記事を書こうか」

「この説明なら、もっと伝わるだろうか」

「ここを直してみよう」

自分で考えて、作って、また直す。そうしていると、次に試したいことが出てきます。

以前から、研究職や職人のように、一つのことに没頭して試行錯誤する人に少し憧れがありました。僕のブログと、そうした仕事を簡単に並べるつもりはありません。ただ、自分にも「考えながら作る時間」が好きな面があるのだと、ブログを始めて実感しています。

もちろん、ブログにも読者がいます。読みたいことを考え、伝わる形にするには、相手のことを考えなければなりません。

それでも、自分でテーマを選び、試し、改善できる。その過程が、僕には合っているようです。

僕がFIREで欲しいのは、時間を選べることかもしれない

今のところ、僕がFIREしたい理由を言葉にすると、こうなります。

人に合わせて動く時間を少し減らし、自分で考えて作る時間を増やしたい。

仕事が嫌いだから、という説明だけでは、今の僕の気持ちはうまく表せません。

会社で働けば、自分の予定だけで一日を決めることはできません。営業なら、なおさら相手の都合に合わせる場面があります。それを悪いことだとは思っていませんし、そこから得たものもたくさんあります。

ただ、残りの人生でも同じ時間の使い方を続けたいかと考えると、別の選択もしてみたくなります。

ブログを書きたい。庭の手入れやDIYに時間を使いたい。家族と過ごし、ロードバイクにも乗りたい。何かを思いついた日に、それを試せる余白がほしい。

以前、FIRE・定年後に何をするかを考えたときも、思い浮かんだのは特別に豪華な暮らしではなく、そんな日々の過ごし方でした。

だから僕にとってFIREは、働くことを一切やめる宣言とは少し違います。将来、興味のある仕事をするかもしれません。そのときに、何を、どのくらい、自分の意思で引き受けるかを選べるようになりたいのです。

まだ、それが自分にとって一番しっくりくる働き方なのか、答えは出ていません。でも今は、そういう暮らしに心が向いています。

50歳を待たずに、今から少しずつ試したい

僕は50歳でのFIREを目指しています。でも、その日が来るまで、自分のしたいことを全部後回しにしたいわけではありません。

今の仕事を続けながらブログを作るのも、一つの試みです。限られた時間でやってみると、好きだと思っていたことが本当に続くのかも分かります。

そして、仕事や家族との時間との折り合いも考えられます。

僕が求めているのが「退職」なのか、「働く時間や仕事の内容を変えること」なのかも、これから変わるかもしれません。50歳という目標を持ちながら、その答えは決めつけずにいたいです。

会社への依存度を下げることも、僕にとっては退職日に突然始まるものではありません。生活費を整え、資産を育て、ブログを作り、自分に合う時間の使い方を試す。今できることを重ねていきたいと思っています。

どんな暮らしをしたいかが少し見えてきたら、次はお金の準備も考えられます。僕は年間生活費からFIREに必要な資産を考える記事で、生活費ごとに必要額を整理しました。金額は大切ですが、その前に「何のために準備するのか」を忘れずにいたいです。

「なぜFIREしたい?」に答えが出なくてもいい

もし、あなたも仕事を嫌いではないのに、このまま定年まで同じように働くことに少し違和感があるなら、すぐに「辞めるか、続けるか」を決めなくてもいいと思います。

まず、紙やスマートフォンに三つだけ書き出してみませんか。

  • 今の仕事で、これからも続けたい時間
  • できるけれど、少し減らしたい時間
  • 仕事の外で、もっと増やしたい時間

僕なら、お客さんと話して役に立てたと感じる時間は、続けたい時間に入ります。一方で、相手の予定に合わせ続ける時間は少し減らしたい。そして、ブログを考えたり作ったりする時間を増やしたいです。

「なぜFIREしたいのか」の答えは、人によって違うはずです。仕事への不満がはっきりしていなくても、自分の時間をどう使いたいかは考えられます。

まとめ|仕事に感謝しながら、別の未来も考えていい

僕は今の仕事と環境に恵まれています。営業を続けてきたからこそ得られた経験もあり、お客さんと話す楽しさもあります。

その気持ちを大切にしながら、これからは自分で考えて作る時間を増やしたい。

41歳の今、僕がFIREしたい理由として見えているのは、そこまでです。まだ途中の答えですが、50歳に向けてお金を準備する理由が、以前より少しはっきりしました。

「いくらあれば辞められるか」を考える前に、増えた時間を何に使いたいか。

これからも働きながら、僕自身、考え続けていきます。

家計を整えることから、働き方、そしてお金の使い方まで。僕が今考えている順番は、株パパの資産形成ロードマップにもまとめています。

新着記事をメールで受け取る

新着記事をメールでお届けします。
家計・投資・FIREについて、一緒に学んでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました