猫の留守番をどこまで自動化した?|旅行のために猫2匹のわが家で整えた環境

暮らし

わが家には、保護猫の兄妹が2匹います。

猫を迎える前は、家族で泊まりの旅行に出かけることについて、それほど深く考えていませんでした。

でも、猫と暮らし始めれば当然、お世話があります。

「猫との暮らしも大切にしたい。でも、家族旅行もあきらめたくない」

そこでわが家では、自動給餌器、自動トイレ、大容量の水、見守りカメラなどを少しずつ取り入れてきました。

最初から完璧な環境を考えていたわけではありません。

むしろ、初めて1泊して帰ってきたら、トイレがうんちだらけ。

そこから「これは何とかしないとな……」と、一つずつ問題を解決していった感じです。

現在のわが家の留守番環境をまとめると、こんな形になっています。

項目わが家の対策
ごはん自動給餌器を2台
給餌器の停電対策電池でも動く状態にする
ごはんの予備電気を使わない予備の給餌器も置く
トイレ自動トイレ
水約2Lの大容量タイプを2台
見守りスマートカメラ
室温エアコンをつけたままにする
わが家の猫2匹の留守番環境

ただし、これは「この設備があれば猫だけで何泊でも大丈夫」という話ではありません。

猫の性格や体調、季節、家の環境によって条件は変わります。

この記事では「何泊まで大丈夫か」ではなく、猫を迎えてから、わが家が家族旅行と猫との暮らしをどう両立しようとしてきたのかを紹介します。

株パパ

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最初の1泊で「今のままではダメだ」と気づいた

わが家の猫は、保護猫の兄妹です。

迎えたばかりの頃はケージの中で生活していて、トイレも1つでした。

普段は私たちが家にいるので、うんちをすれば片付けられます。

ところが、初めて1泊して帰宅したとき。

トイレが、うんちだらけでした。

2匹いるので、普段でもうんちは1日に3〜4回ほど片付けています。

人がいなければ、それがそのまま残ります。

「ごはんを自動で出せれば留守番できる」というほど単純ではなかったんですよね。

そこで最初にやったのが、トイレを1つから2つに増やすことでした。

猫のトイレについては、一般的にも頭数に応じて十分な数を確保し、清潔な状態を保つことが大切とされています。アニコムでは目安として「猫の数+1個」を紹介しています。

ただ、わが家の場合は2個に増やしても、泊まりで家を空けることを考えると、やはり排泄物が残り続ける問題はありました。

そこで次に考えたのが、自動トイレでした。

自動トイレを導入して、留守中のトイレ問題はかなり楽になった

実際に設置している自動トイレ写真
わが家で実際に使用
GEX PURE CAT AUTO TOILET
猫が使ったあとに排泄物を自動で処理。 わが家では留守中だけでなく、普段のトイレ掃除もかなり楽になりました。
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現在は、GEXの「PURE CAT AUTO TOILET」を使っています。

猫がトイレを使ったあとに自動で排泄物を処理してくれるので、留守中に汚れたトイレがそのまま残り続けにくくなりました。

わが家にとっては、旅行だけでなく普段のトイレ掃除もかなり楽になった設備です。

とはいえ、自動トイレ=何もしなくていい、ではありません。

わが家では現在も、

  • 猫砂の補充は3日ほどに1回
  • ゴミ袋の処理は1週間ほどに1回
  • 球体部分の掃除は月1回ほど

行っています。

あくまで「人がやっていた作業の一部を自動化するもの」という感覚です。

実際に使って分かったメリットや不満点、掃除の手間については、こちらの記事に詳しくまとめています。

→ GEX PURE CAT AUTO TOILETを実際に使ったレビュー

自動給餌器は、旅行のために買ったわけではなかった

ごはんについては、猫を迎えた頃から自動給餌器を使っています。

なので、もともとは旅行対策として買ったものではありません。

わが家は猫が2匹いるため、給餌器も2台です。

オス猫のほうが食欲旺盛で、メス猫のごはんまで食べようとします。

そこで同じタイミングでそれぞれの給餌器からフードが出るようにして、まず自分のごはんに向かってもらっています。

この2台、もともとはケージに取り付けて使うタイプでした。

ところが、猫たちが家の中を自由に動くようになり、ケージを使わなくなると困りました。

給餌器を取り付ける場所がない。

そこで妻が、100円ショップのワイヤーネットやラック用のポール、結束バンドなどを使って設置場所を作ってくれました。

100均DIYを含めた実際のオートフィーダーの設置写真
わが家で実際に使用
猫2匹で使っている自動給餌器
わが家では2台使用中。ケージを卒業した今も、 100均用品で設置場所を作って使い続けています。
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新しい給餌器に買い替える方法もありましたが、使えるものを捨てる必要もありません。

お金を使えば便利になるところには使う。

一方で、工夫すれば今あるものを使えるなら使う。

このあたりは、わが家らしい気がします。

自動給餌器については2台で使っている理由や100均DIY、実際の使い勝手など詳しくはこちらにまとめました。

猫2匹に自動給餌器は2台必要?2年以上使ったわが家の実体験

2泊以上するようになって、水と見守りも増やした

普段は上の棚に保管している給水器。半自動給餌器と別の給水器も。
猫の留守番用に
大容量の給水器を探す
わが家では旅行時に約2Lの給水器を2台用意しています。 1台に頼らず、水を複数用意しておくためです。
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1泊だけでなく、それ以上家を空ける機会が出てくると、さらに気になることが増えました。

特に気になったのが水です。

普段使っている水入れは300ccほど。

旅行時は、それとは別に約2L入る大容量の給水器を1台用意しています。

「2Lあるから○日間大丈夫」

とは考えていません。

猫の留守番では、ごはんだけでなく水、トイレ、温度・湿度などの環境を整える必要があります。また、飲み水を複数箇所に置く方法も紹介されています。

わが家では「必要量ぴったり」ではなく、少し余裕を持たせるようにしています。

見守りカメラで確認するのは「2匹ともいるか」

実際のカメラ
猫の留守番中の見守りに
小型の見守りカメラを探す
わが家では旅行中、朝・昼・夜にカメラを確認。 「2匹ともいるな」と分かるだけでも、かなり安心できます。
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泊まりで家を空けるときは、スマートカメラも使っています。

旅行中は、朝・昼・夜のだいたい3回くらい確認します。

といっても、

「ごはんを何グラム食べた」

「水を何ml飲んだ」

というところまで細かく見ているわけではありません。

僕が見ているのは、ほぼこれです。

「よし。2匹ともいるな」

うちの猫たちは、リビングのソファで2匹くっついて寝ていることが多いんです。

旅行先からカメラを開いて、いつものように2匹が寝ているのを見る。

それだけでも、結構ホッとします。

猫の留守番ではペットカメラなどで様子を確認し、万一の際に対応できる人を確保しておく方法もあります。

わが家の場合、カメラに高度な機能は求めていません。

何を確認したいのかを先に決めれば、必ずしも高価なペット専用品である必要はないと思っています。

カメラより詳しく猫の様子を知りたいなら

わが家では「2匹ともいるな」と確認できれば十分なので、今のところ見守りカメラを使っています。

一方で、留守中の食事や水飲み、睡眠、運動などまで確認したい場合は、猫専用の見守りサービス「Catlog」という選択肢もあります。

首輪型デバイスで猫の行動を記録し、外出先からアプリで確認できます。トイレの下に設置して体重や排泄を記録する「Catlog Board」もあります。

わが家ではまだ使っていないので使用感はレビューできませんが、カメラより詳しく留守中の様子を知りたい人には比較候補になりそうです。

自動化して気づいたのは「電気が止まったらどうする?」だった

ここまで自動化すると、旅行がかなり楽になりました。

でも、別の心配が出てきました。

停電したらどうする?

です。

自動トイレ。

自動給餌器。

見守りカメラ。

そして夏場ならエアコン。

便利なものが増えるほど、わが家の猫のお世話は電気に依存するようになりました。

つまり、

自動化=安心

ではないんですよね。

自動化したことで、今度は「その仕組みが止まったとき」を考える必要が出てきました。

ごはんは「電気が止まっても残る仕組み」にした

わが家で使っている自動給餌器は、コンセントだけでなく電池でも動かせます。

旅行するときは電池も入れておきます。

さらに念のため、電気を使わず、フードが減るとその分だけ下に落ちてくるタイプの給餌器も置いています。

つまり旅行時のごはんは、

自動給餌器+電池+電気を使わない予備

という状態です。

何か一つが止まっただけで、すぐにごはんがなくなる状態にはしない。

これが今のところ、わが家で考えた対策です。

もちろん、これであらゆるトラブルを防げるわけではありません。

でも、自動化するときは「正常に動いているとき」だけでなく、止まったときにどうなるかまで考えるようになりました。

夏の旅行ではエアコンもつけたままにする

もう一つ、電気が止まると困るのがエアコンです。

わが家では、暑い時期に家を空ける場合はエアコンをつけたままにしています。

猫も高温環境では熱中症のリスクがあるため、留守番時の室温管理と十分な飲み水は重要です。

ここは節約するところではないと思っています。

ただし、エアコンも電気で動いています。

停電や故障まで含めれば、家電だけで完全にリスクをなくすことはできません。

だからこそ、旅行の日数や猫の体調によっては、家族や知人、ペットシッター、ペットホテルなど、人の手を借りることも選択肢になります。

ペットフード協会も、旅行時のペットのお世話について、親族や友人に預ける、動物病院やペットホテルを利用するといった方法を挙げています。

「猫は何泊まで留守番できる?」は、わが家の経験だけでは答えられない

ここはこの記事で一番注意したいところです。

わが家では1泊の旅行は何度も経験しています。

2泊以上も経験しており、これまで大きなトラブルはありませんでした。

もっと長く家を空けた経験もあります。

でも、それを理由に、

「猫なら○泊まで大丈夫です」

とは言えません。

猫の年齢、健康状態、性格、季節、家の環境などによって条件が違うからです。

実際、留守番について解説している獣医師監修情報でも、個体差を前提に、フード・水・トイレ・空調などの準備に加えて、万一の際に人が対応できる環境が勧められています。

わが家の2匹は保護猫の兄妹です。

旅行先からカメラを見ると、2匹でくっついて寝ていることもあります。

それを見ると僕としては少し安心します。

ただ、「2匹なら寂しくない」「2匹なら長く留守番できる」という意味ではありません。

これはあくまで、飼い主としてそう感じるという話です。

わが家の留守番環境は、最初から完成していたわけではない

振り返ってみると、わが家は最初から旅行を想定して猫のお世話を自動化したわけではありません。

最初の1泊で、トイレがうんちだらけになった。

だからトイレを増やした。

それでも排泄物の処理が気になったから、自動トイレを導入した。

ケージをやめたら自動給餌器が取り付けられなくなったから、妻が100均用品で設置場所を作った。

長く家を空けることを考えて、水を増やした。

猫の様子が気になるからカメラを置いた。

自動化が進んだら、今度は停電が怖くなった。

だから電池と、電気を使わない給餌器も用意した。

困ったことが出るたびに、一つずつ直してきただけです。

でも、このやり方でよかったのかもしれません。

猫との暮らしも、家族旅行も楽しみたい

猫を迎えれば、猫がいなかった頃とまったく同じように自由に出かけることはできません。

それは当然だと思っています。

一方で、

「猫を飼ったから、もう家族旅行はできない」

ともしたくありませんでした。

だから、わが家ではお金を使って解決したほうがいいところには使っています。

自動トイレや自動給餌器は、その代表です。

逆に、100均用品で今ある給餌器を使い続けられるなら、それでいい。

カメラも、自分たちが確認したいことが見られれば十分です。

全部を節約する必要もないし、全部を高価な家電でそろえる必要もない。

以前、「時間を買う。でも、時間を使う自由も欲しい」という記事を書きました。

家事を減らすためにお金を使っても、空いた時間をただ別の作業で埋めてしまったら、僕が欲しかった生活とは少し違います。

猫のお世話の自動化も同じです。

欲しいのは「猫の世話をしなくていい生活」ではありません。

猫との暮らしを大切にしながら、ときには家族で旅行にも行ける。

そのために、機械に任せられるところを少し任せています。

将来のためにお金を貯めることも大切。

でも、子どもたちと一緒に旅行できる今の時間も大切です。

わが家はこれからも、猫たちの様子を見ながら、その両方を楽しめる環境を少しずつ整えていこうと思います。

参考情報:

アニコム損保

一般社団法人ペットフード協会

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