子どもの習い事には、いくらまでお金をかけるべきでしょうか。
月謝。
道具代。
送迎。
試合や大会。
場合によっては遠征費。
子どもにいろいろな経験をさせたいと思う一方で、習い事を増やせば家計への負担も大きくなります。
2026年のベネッセの調査では、小学生の習い事にかかる月額費用は平均1万6,676円。調査対象では約7割の小学生が何らかの習い事をしていました。学年が上がるにつれて費用が増える傾向もあります。
わが家では現在、
上の子がスイミング。
下の子がテニス。
を習っています。
ただ、最近考えるようになったのは、
習い事に使っているのは、お金だけではない
ということです。
親の時間も使う。
送迎する。
一緒に練習する。
試合を見る。
話を聞く。
そして、親が関われば関わるほど、
「どこまで教えるべきなのか」
「兄弟で関わる時間に差が出ていないか」
という別の悩みも出てきました。
今回は、わが家のスイミングとテニスを例に、習い事のお金と親子の時間について考えてみます。
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- わが家はスイミングとテニスを習っている
- 習い事の費用は「月謝」だけではない
- 市民プールや無料コートを使うのは「節約のため」だけではない
- テニス経験者だからこそ、つい「コーチ」になってしまう
- 「教えられる」と「教えるべき」は違う
- 「今日は遊ぶ?それとも練習する?」と聞いてみる
- もう一つの悩み|下の子と過ごす時間が多くなっている
- 兄弟に「同じ時間」を使うことが公平なのか
- 子どもとの時間は、あとから買い戻せない
- 習い事に使うお金を「高い・安い」だけで判断しない
- 習い事は「子どものため」だけではなかった
- 【PR】親子で使う道具は「必要なものだけ」でいい
- わが家の今の答え|月謝+親子の時間で考える
- まとめ|習い事に払っているのは、技術だけではない
- 新着記事をメールで受け取る
わが家はスイミングとテニスを習っている
上の子はスイミング。
下の子はテニスを習っています。
それぞれスクールに通って、専門の先生やコーチに教えてもらっています。
でも、わが家の場合はスクールの時間だけで終わりではありません。
夏になると市民プールが営業するので、子どもたちと一緒に泳ぎに行くことがあります。
水泳の練習というより、
家族でプールへ遊びに行く
という感覚です。
一方、下の子のテニスは、近くの公園に無料で使えるテニスコートがあります。
私自身もテニス経験者なので、ラケットを持って一緒にプレーしています。
スクールに月謝を払って終わりではなく、
習ったことをきっかけに、親子で一緒に遊べる時間が増える。
これは習い事の金額だけを見ていたら気づきにくい価値だと思っています。

習い事の費用は「月謝」だけではない
習い事の費用というと、まず月謝を考えます。
でも実際には、それだけではありません。
テニスなら、
- ラケット
- シューズ
- ボール
- ウェア
- 試合参加費
などがあります。
水泳でも、
- 水着
- ゴーグル
- キャップ
- 交通費
などがかかります。
さらに見落としやすいのが、親の時間です。
送迎に30分。
見学に1時間。
休日に練習。
試合なら半日や1日。
これをお金に換算する必要はないと思いますが、
習い事は家計と家族の時間の両方を使うもの
という意識は持っておきたいと思っています。
だから私は、「月謝が安いから良い習い事」「高いからもったいない」とは単純に考えていません。
大切なのは、
そのお金と時間を使った結果、子どもや家族にどんなものが残るのか
ではないでしょうか。
これは普段の生活費について考えていることとも同じです。
私は、単に一番安い方法を探すのではなく、時間・手間・満足度まで含めて考えるようにしています。その考え方は、生活費最適化の考え方|DIY・自炊・家庭菜園は「自分でやる」と「外注する」をどう決める?でも整理しています。
市民プールや無料コートを使うのは「節約のため」だけではない
市民プールや無料のテニスコートを使えば、追加費用はかなり抑えられます。
これは家計面ではありがたいです。
でも私としては、
安く練習できるから利用している
だけではありません。
もっと大きいのは、
子どもと一緒に遊べる場所が増えること
です。
スクールは、専門の先生やコーチから教えてもらう場所。
市民プールや公園のコートは、親子で楽しむ場所。
こう分けて考えると、月謝を払った習い事が、週1回のレッスンだけで終わらなくなります。
水泳を習ったから、夏のプールがもっと楽しくなる。
テニスを習ったから、休日に親子でラリーができる。
習い事への支出が、家族の経験へ広がっていくわけです。
私はこれまで、節約してお金を残すことだけでなく、「何に使えば家族の満足度が高いのか」も考えるようになりました。使ってよかったお金を、家族の豊かさとして振り返る記事でも書きましたが、こうした経験に使うお金は、単純な金額だけでは評価しにくいと思っています。

テニス経験者だからこそ、つい「コーチ」になってしまう
一方で、最近悩んでいることがあります。
私はテニス経験者です。
だから下の子とテニスをしていると、
「もう少し足を動かした方がいい」
「今のボールはこう打った方がいい」
「ラケットの面はこうした方がいい」
と、つい言いたくなります。
こちらから見れば、
直せばもっと上手くなるポイント
が見えてしまいます。
でも、ある時から思うようになりました。
私は今、
父親として一緒に遊んでいるのか。
それともコーチとして練習させているのか。
どちらなんだろう、と。
「教えられる」と「教えるべき」は違う
これはなかなか難しいです。
自分が知らない競技なら、
「すごいね」
「楽しかった?」
で終われるのかもしれません。
でも経験があると、どうしても技術が目に入ります。
せっかく一緒にやるなら上手くなってほしい。
試合にも勝ってほしい。
そう思うのは自然です。
ただ、スクールには専門のコーチがいます。
公園で父親とテニスをする時間まで、
「足が動いていない」
「フォームが違う」
と言われ続けたら、子どもにとっては、
スクールが終わっても、また練習
になってしまいます。
日本テニス協会の子ども向け指導者向け資料でも、一方的に答えを教え込むのではなく、質問を通じて子ども自身に考えさせることや、対話型の関係を重視しています。また、子どもが「楽しく継続的に運動できること」や、自分が上達している感覚を持てる環境も大切だとしています。
プロの指導者ですら、
教えるだけではなく、子ども自身から引き出す
ことを意識している。
そう考えると、父親の私はなおさら、
すぐに答えを言わなくてもいいのかもしれない
と思うようになりました。
「今日は遊ぶ?それとも練習する?」と聞いてみる
今後、試してみたいと思っているのが、
テニスを始める前に、
「今日は遊ぶ?それとも練習したい?」
と聞くことです。
子どもが、
「今日は遊びたい」
と言ったら、私はできるだけコーチにならない。
ラリーをする。
試合をする。
笑う。
それだけ。
もし、
「ここを教えて」
と言われたら、そのときだけアドバイスする。
しかも、一度にあれもこれも直さず、一つだけ。
これくらいの距離感の方が、親子テニスは長く続くのかもしれません。
習い事で技術を身につけてもらう役割はコーチ。
私は、
「テニスって楽しいな」
と思える時間を一緒につくる役割。
そう考えると、少し気が楽になります。
もう一つの悩み|下の子と過ごす時間が多くなっている
もう一つ、最近気になっていることがあります。
テニスは私自身が経験者です。
近所に無料コートもある。
そのため、自然と下の子と二人でテニスをする時間が増えています。
一方、上の子のスイミングは、私が同じように関われる競技ではありません。
夏に市民プールへ一緒に行くことはありますが、
習い事をきっかけに二人で過ごす時間
で考えると、どうしても下の子の方が多くなっています。
親として、
「これでいいのかな」
と思うことがあります。
兄弟に「同じ時間」を使うことが公平なのか
だからといって、
「下の子と2時間テニスをしたから、上の子とも2時間何かしなければ」
と分単位で揃えるのも、少し違う気がします。
兄弟でも、
好きなこと。
親にしてほしいこと。
一緒にやりたいこと。
全部違います。
大切なのは、
使った時間を同じにすることではなく、それぞれが「自分のこともちゃんと見てもらえている」と感じられること
なのかもしれません。
上の子とは市民プールへ行く。
一緒に買い物へ行く。
話を聞く。
別の好きなことを一緒にする。
テニスと同じ形でなくてもいい。
ただ、下の子とのテニスが楽しいからこそ、上の子との時間も意識してつくる必要があるとは感じています。
子どもとの時間は、あとから買い戻せない
私は50歳でのFIREを目標にしています。
資産形成を続けていると、
「今使う1万円を投資したら、将来はいくらになるだろう」
と考えてしまうことがあります。
でも、子どもが小さい時間は、資産とは違って後から増やせません。
以前、コーストFIREについて考えた記事でも書きましたが、「もっと資産が増えてから家族との時間を楽しもう」と思っても、その頃には子どもの生活が変わっているかもしれません。
将来のために投資する。
でも、今しかできないことにも使う。
習い事も、このバランスの中にあると思っています。
習い事に使うお金を「高い・安い」だけで判断しない
小学生の習い事費用は平均すると月1万7,000円弱という調査がありますが、これはあくまで平均です。何を習うか、何個習うか、地域、学年によって当然変わります。
平均より多いから使いすぎ。
平均より少ないから節約上手。
とは思いません。
私が大切にしたいのは、
わが家にとって、その支出に価値があるか
です。
習い事によって、
体を動かす習慣ができる。
できなかったことができる。
自信がつく。
友達ができる。
そして、家族で一緒に楽しめることが増える。
そこまで含めて考えれば、月謝だけでは測れません。
反対に、
子どもが嫌がっている。
親も送迎で疲れ切っている。
休日がすべて習い事で埋まっている。
家計にも無理が出ている。
という状態なら、人気の習い事だからといって続ける必要はないと思います。
習い事は「子どものため」だけではなかった
今回改めて考えてみると、子どもの習い事は、子どもだけのものではありませんでした。
下の子がテニスを始めたことで、私もまたラケットを握るようになりました。
上の子が泳げるようになれば、家族で市民プールへ行く楽しみ方も変わります。
子どもが何かを始めることで、
家族の遊び方まで増える。
これは予想していなかったメリットでした。
将来、子どもが大きくなれば、
「一緒にテニスしよう」
と言っても付き合ってくれなくなるかもしれません。
だから今は、
上達させることばかり考えず、
一緒にできることそのものを楽しみたい
と思っています。
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親子でテニスや水泳を楽しむために、必ずしも高価な道具をそろえる必要はありません。
テニスなら、すでにラケットがあればボールを用意するくらい。
プールなら、水着やゴーグルなど普段使っているものをそのまま使えます。
わが家でも、
追加の習い事を増やすより、今習っていることを家族で楽しめる環境を使う
ことを大切にしています。
わが家の今の答え|月謝+親子の時間で考える
今のところ、わが家ではスイミングもテニスも続けています。
スクールでは専門のコーチから学ぶ。
夏は市民プールで遊ぶ。
近所の無料コートでは親子でテニスをする。
追加費用を抑えながら、習ったことを家族の時間にも広げる。
この形は、今のわが家には合っていると思っています。
ただし、私には二つ課題があります。
一つは、
テニス経験者として教えすぎず、父親として一緒に楽しむこと。
もう一つは、
下の子との時間だけが増えすぎないよう、上の子との時間も意識すること。
まだ正解は分かりません。
でも、習い事に使うお金を考えるとき、
「月謝はいくら?」
だけでなく、
「この習い事が、家族にどんな時間を増やしてくれるだろう?」
まで考えてみると、見え方が少し変わる気がします。
まとめ|習い事に払っているのは、技術だけではない
子どもの習い事にはお金がかかります。
家計に無理がないかを考えることは大切です。
でも、お金を減らすことだけを考えればいいわけでもありません。
スイミングを習ったことで、一緒にプールへ行ける。
テニスを習ったことで、公園で親子でラリーができる。
そう考えると、
習い事に払っているのは、技術を身につけるための月謝だけではない。
親子で一緒に過ごすきっかけにも、お金を使っているのかもしれません。
私は資産形成を、
家計を整える → 投資する → 資産を育てる → FIREを考える → 最後はお金を人生に使う
という流れで考えています。
子どもの習い事も、最後の「何にお金を使うのか」の一つです。
将来のためにお金を残すことも大切。
でも、今しかない親子の時間にも使う。
その両方を大切にしたいと思っています。
私が家計・投資・FIRE、そしてお金の使い方までどう考えているかは、株パパの資産形成ロードマップにまとめています。
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