子どものお年玉や出生祝い。
銀行口座にそのまま置いておくか。
将来のために投資するか。
悩む家庭もあると思います。
わが家では2024年12月、子どもたちそれぞれの名義で証券口座を開設し、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンを50万円ずつ購入しました。
そして記事内で記録している50万円分について、1年8か月後の2026年8月20日時点では、
500,000円 → 748,852円
となりました。
含み益は248,852円、約49.8%です。
かなり増えています。
ただし、これを見て、
「子どものお金はオルカンに入れれば約1.5倍になる」
という話ではありません。
最初の1か月はマイナスでした。
今後また大きく下がる可能性もあります。
この記事では、1年8か月の運用結果と、子どものお金を投資するときにわが家が考えていることを紹介します。
結論|50万円が1年8か月で748,852円になった
まず結果からです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 購入金額 | 500,000円 |
| 評価額 | 748,852円 |
| 評価損益 | +248,852円 |
| 増加率 | 約49.8% |
2026年8月20日時点の結果です。
50万円が約75万円になりました。
数字だけ見ればうれしい結果です。
ただし、これは利益が確定したわけではありません。
保有している投資信託の評価額が上がっている状態です。
相場が下がれば、当然この数字も減ります。
だから子どもにも、
「25万円増えた!」
だけではなく、
「投資は上がったり下がったりする」
ことを一緒に伝えています。
子どものお金を全部投資しているわけではない
わが家では、
子どものお金なら全部投資
とは考えていません。
大切なのは、
そのお金をいつ使うのか
だと思っています。
数年以内に必要になる可能性があるお金まで株式へ投資すると、使いたいタイミングで相場が下落しているかもしれません。
そのため、
近いうちに使うお金は現金。
長期間使わないお金の一部を投資。
という考え方です。
子どものお金だからこそ、
「増えそうだから投資する」
ではなく、
使う時期から逆算して考える
ようにしています。
なぜオルカンを選んだのか
購入したのは、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
です。
いわゆるオルカンです。
わが家が選んだ理由は、
- 世界中の株式へ幅広く投資できる
- 長期運用に使いやすい
- 低コスト
- 親が頻繁に売買する必要がない
といった点でした。
私自身の投資では個別株や海外ETFも持っています。
でも、子どもの資産では、
親である私が投資を楽しむことより、なるべく余計なことをせず長く持てること
を優先しました。
オルカンと米国ETFのVTを比較して、なぜ子どもの資産ではオルカンを選んだのかはこちらの記事で詳しくまとめています。
→ オルカンとVTを比較|両方持つ意味は?子どもにはオルカンを選んだ理由
最初の1か月は、むしろ596円の含み損だった
今は約25万円の含み益があります。
でも、最初から順調だったわけではありません。
投資を始めて1か月後。
子どもに運用画面を見せたところ、記録していた金額は、
200,007円 → 199,411円。
596円のマイナスでした。
そのとき子どもから出たのが、
「えー、私のお金減ってるの!?」
という言葉です。
そこから、
「投資って必ず増えるの?」
「なんで値段が変わるの?」
と親子で考えるきっかけになりました。
この話はこちらの記事に分けています。
→ 子どもの金融教育に投資を取り入れてみた|初月596円の含み損から親子で学んだこと
この記事では、あくまで1年8か月後の運用結果を追います。
約49.8%増えても「成功した」とはまだ思っていない
約1年8か月で49.8%増えた。
数字だけ見るとかなり大きな上昇です。
でも私は、
「この投資は成功だった」
と今の時点で結論づけるつもりはありません。
子どもが実際にこのお金を使うのは、まだ先です。
その間には、相場が大きく下がることもあるでしょう。
重要なのは、
1年8か月でいくら増えたかではなく、必要になる時期までどう運用するか
です。
教育費として使う時期が近づけば、株式のまま持つリスクも考えなければなりません。
今後も、
- いつ使う予定か
- 現金はいくら必要か
- 投資に回せる期間はどれくらいか
を見ながら考えていきます。
子どものお金を投資した目的は3つ
わが家が子どものお金を投資した目的は、大きく3つあります。
1.将来必要になるお金を準備する
進学など、将来まとまったお金が必要になる可能性があります。
ただし、使う時期が近づいた資金まで株式で持ち続けるとは決めていません。
必要になる時期を見ながら考えます。
2.子ども自身が使い道を考えられる資産にする
進学、就職、その後の生活。
将来何に使うかは、親が今決め切れるものではありません。
最終的には、
子ども自身が「このお金をどう使いたいか」を考えられる資産
にできればと思っています。
3.金融教育に使う
そして私が特に大きいと感じているのが金融教育です。
自分のお金が、
増える。
減る。
また増える。
この経験そのものが、お金について考えるきっかけになります。
投資だけでなく、普段のお金の使い方については、小学生のお小遣いを「学年×500円」で約2年半続けた経験もまとめました。
2027年から0〜17歳もNISAのつみたて投資枠の対象になる
ここは旧記事から情報を更新します。
2026年3月に成立した令和8年度税制改正法により、2027年からNISAのつみたて投資枠が0〜17歳にも拡大されます。
0〜17歳については、
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間投資枠 | 60万円 |
| 非課税保有限度額 | 600万円 |
| 投資対象 | 長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託 |
| 18歳以降 | 成人向けNISAへ移行 |
という仕組みです。12歳以降は一定の条件のもとで払い出しできる仕組みも設けられています。金融庁は、この改正を2027年から実施するとしています。金融庁
旧記事では「2027年開始予定」「制度の詳細は未確定」と書いていましたが、この部分はもう古くなっています。
現在わが家が課税口座で保有しているオルカンを今後どう扱うかについては、証券会社側の具体的な手続きや取扱いを確認してから決めます。
制度ができたから、すぐ売って移す。
とは考えていません。
税金、売却時の価格、買い直すタイミング、子どもが使う時期まで含めて判断したいと思っています。
今後も「運用成績」だけでは判断しない
今は50万円が約75万円になっています。
うれしくないと言えば嘘になります(笑)。
でも、子どもの資産形成を、
「いくら増えたか」だけ
で評価したくはありません。
最初の含み損。
その後の上昇。
またいつか来るかもしれない下落。
そうした値動きを実際に経験しながら、
お金を貯める。
使う。
投資する。
リスクを取る。
ということを一緒に考えていければと思っています。
子どもが大人になったとき、
「親がオルカンでいくら増やしてくれた」
だけではなく、
「自分のお金について自分で考えられる」
状態になっていたら、一番いいですね。
まとめ|50万円→748,852円。でも見るのはまだ途中経過
わが家では2024年12月、子ども名義の口座でオルカンを購入しました。
記事内で記録している50万円分は、2026年8月20日時点で、
500,000円 → 748,852円
となっています。
含み益は248,852円、約49.8%です。
ただし、これはあくまで1年8か月時点の途中経過。
最初の1か月は含み損でしたし、これから相場が下がることもあります。
だから、
今いくら増えたかより、このお金をいつ、何のために使うのか。
そこを忘れずに運用を続けたいと思っています。
そして、値動きそのものも子どもと一緒に見ながら、お金について考える材料にしていきます。
免責事項
本記事は、わが家における資産運用の実体験を紹介するものです。特定の金融商品や投資方法を推奨するものではありません。投資信託には価格変動等による元本割れのリスクがあります。NISA等の制度、証券会社の取扱いは変更される場合があるため、実際に利用する際は金融庁や利用する金融機関の最新情報をご確認ください。
参考
金融庁「令和8(2026)年度税制改正について」
金融庁「アクセスFSA第273号」


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